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字幕版も観てきた。
今週は休暇中なので、月曜日の朝一から劇場へ行くが人大杉。客層的には老夫婦とかおば様団体様が多いだろうか。これなら終電ダッシュをしてでもレイトショーの方が空いてるし、安いから良かったかも。
吹替版と字幕版を比較してみて、今回は字幕版の方がオススメかもしれない。
吹替版は本編中のサブタイトルが元のフォントを真似たデカデカとした日本語「王の帰還」に置き換えられていて出だしからゲンナリ。前2作の劇場版ではサブタイトルはばっさりカットだったような気がする。「旅の仲間」は英語そのままだったかもしれない。ではDVDではどうなっているのか確認すると、英語タイトルに日本語字幕という至極正解な処理がされている。DVDにはあのダサいタイトルが入りませんように!
更に吹替版は訳の内容についてはいいとして、日本語の響きや言い回し的にカッコ悪い台詞が多かったような気がする。特にクライマックスでのサムの「指輪を捨てて!」はどうかなあと。せめて「早く投げ込むんです!」とかにはならなかったのかと。
ああ、あの「The Ring is mine.」はやっぱり僕じゃなくてわたしと訳して欲しかった。これは字幕版も吹替版も両方。
お約束のシーンでは結構まわりですすり泣く声が聞こえていたが、自分的には全然関係ないところでうるうる来てしまって、涙をこらえるのに必死。具体的には「ガンダルフがピピンを乗せた飛蔭でミナス・ティリスを駆け上がっていくシーン」と、「狼煙が次々と上がっていくシーン」。映画館の大画面で、広大な風景と音楽に煽られるのにはめっぽう弱い。「旅の仲間」でも冒頭の「ガンダルフの馬車がホビット庄に入っていくシーン」とかやばかった。
そういえば、結局劇場版では一作目のアセラス(王の葉)は伏線になってなかったですな。DVDで復活するのかな。
スペシャルエクステンデットエディションのDVDが出るまではまだ終わりではないが、一区切りついた感じ。これでしばらく映画館にいくこともないだろう。今回はおみやげにゴンドールTシャツを買いました。